腱鞘炎 電気治療

腱鞘炎を薬で治療する?

腱鞘炎で痛みや痺れを感じたり、指先などに引っ掛かったりするような違和感を覚えたら、整形外科を受診しましょう。一般的に内服薬や塗り薬、湿布薬などが処方されると思います。また、忙しくて病院に行く時間がない場合には、ドラッグストアなどで市販されている湿布やスプレーなどを購入すると良いでしょう。その際には、効能の欄に、「腱鞘炎」と明記されている商品を探すようにします。インドメタシンやフェルビナク配合の物が効果的でしょう。一時的にでも症状が緩和されるため、かなり楽になると思います。そのまま、患部に負担を掛けないようテーピングなどで固定していると、大体は1〜2週間ぐらいで痛みが引いてきますので、その後は徐々に動かすようにして、腱が固まらないように意識してください。もし、どうしても痛みが強くて我慢出来ないような場合には、患部にピンポイントでステロイドを注射する方法があります。ステロイドは即効性や効果が高く、1回の注射で症状の改善が期待出来るために、短期間で治したい場合にもお勧めです。しかし、ステロイドを注射する場合には、腱と腱鞘の間に確実に薬液が入らないと効果が現れにくく、医師の腕で結果が左右されてしまう場合もあります。それに、稀にですが副作用で吐き気や気分が悪くなる場合もありますので、ステロイドを使用する際には注意が必要です。内服薬や湿布、またはステロイド注射でもなかなか痛みがひかないような慢性的な腱鞘炎の場合には、患部を手術する方法を検討する必要があるでしょう。